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独自開発

磁粉探傷試験
(Magnetic particle Testing)

磁化させた試験体表面に磁粉を適用すると、磁粉がきずに吸着されます。
その結果きず部分が指示模様として拡大させ、きずを視認しやすくする方法です。

タンク内部での探傷状況

原理

試験体を磁化し、表層部のきずからの漏洩磁束に磁粉を吸着させることで試験体表面及び表面直下のきずを検出する方法です。

特徴

  • 強磁性体にのみ適用できる。
  • 表面及び表面直下のきずの検出ができる。
  • 割れのような線状のきずの検出に優れる。
  • 蛍光磁粉は、微細なきずの検出に優れる。
  • 磁束に直交するきずに対する検出力が高いため、すべての方向のきずを検出するには、最低2方向の磁化操作が必要となる。

適用範囲

  • 各種プラント・発電設備(配管、圧力容器等)
  • 石油タンク
  • 橋梁
  • 船舶
  • 鉄道車両

 

  • 試験体を磁化しながら、蛍光磁粉を含んだ検査液を試験体に適用する。
  • 検査液適用後にブラックライトで試験体を観察する。