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SUMPによる金属組織試験

金属組織表面よりレプリカを採取し、光学顕微鏡で組織の変化やキズの性状等を調査します。

光学式金属顕微鏡システム

目的

  • 材料種類の判別
  • 金属組織の観察
  • 割れの種類と発生原因の推定
  • ミクロ割れ、黒鉛化、鋭敏化、経年変化の確認

手順

  1. 被試験体の表面をグラインダなどで鏡面仕上げ
  2. 腐食液(王水、ナイタールなど)によるエッチング
  3. 試験体表面にできた凹凸をSUMP用フィルムへ転写
  4. 転写されたフィルムを顕微鏡(倍率50~400倍)で観察

金属組織観察例

オースナイト系ステンレス鋼に発生した応力腐食割れ オースナイト系ステンレス鋼が劣化して発生した粒界腐食