配管架台接触部のスクリーニング検査
配管をジャッキアップすることなく架台接触部の外面腐食を点検する装置です。
特長
- 配管のジャッキアップ不要
- 稼働中の検査が可能
- 左右双方向の超音波を利用して評価するため、減肉部形状の影響が平均化され、減肉判定精度が向上
- 探触子を軸方向に走査させた際の透過波レベルが自動記録されるため、客観性のある評価が可能
- 適用配管は2B~12B(炭素鋼配管)、1日あたり最大20箇所の検査が可能
探傷手順
- 探触子を配管上に配置し周方向(2方向)に超音波を送受信
- 配管軸方向に探触子を連続的に走査
- 受信した透過波レベルの変動を記録(左下図)
- 透過波レベルから減肉率を評価(右下図)
記録例