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独自開発
保温上から配管減肉状況をスクリーニング

ラインセンサ式配管RT装置
(ラインスキャナ)

放射線を用いて連続的に撮影ができるカラーイメージングスキャナです。
保温材を解体せずに配管減肉及び異物堆積状況がスクリーニングできます。

線源・センサのセッティング状況(対象:6B保温配管)
撮影配置

特長

  • 保温材が解体不要でプラント稼働中に配管減肉状況がスクリーニングでき、詳細測定や更新が必要な範囲が特定できる。
  • エネルギー弁別機能により、配管内容物が撮影画像に及ぼす散乱線の影響を低減できる。
    そのため、特に大径管及び満液配管においては従来法より鮮明な画像が得られる。
  • 配管の減肉測定の他、配管内部の異物堆積状況や閉塞有無が確認できる。
  • 撮影結果は画像化されるため視覚的に分かりやすい。

仕様

  • 1回あたりの測定幅:211mm(素子幅3.3mm × 64ch)
  • センサ重量:4.8kg
  • 走行距離:1.8m以下/回
  • 適用実績:満水22B以下、中空Φ2500以下
  • 測定速度:水平0.5~1.0m/分、鉛直0.3~0.6m/分
  • 消化量:標準10m/日
  • 環境条件:配管周囲のスペースは150mm以上が必要
  • 線源:エックス線またはガンマ線を選択して使用

適用例

1.原肉測定
・測定対象:油満液配管
 外径Φ558.8x10.3t
・線源:ガンマ線
・測定:1.0m/分
50%減肉
撮影結果
2.配管内部 堆積状況確認
・測定対象:ガス配管
 12Bx sch30(8.4t)
・線源:エックス線
・測定:1.0m/分
堆積物
撮影結果